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外壁塗装の色について

ショップで服を選ぶ際には値段、色、質感、サイズ等を気にしますよね。
でも御自宅の外壁塗装の際に気にするのは、値段と機能性でしょうか。
契約の前に色を気にする方はまずいません。

営業マンに「この中から選んでください」と塗料カタログを渡されその中から選んだものの、実際塗ってみたら思っていたイメージと違う。
文句を言った所で「あなたが選んだのですから」と言われるのがオチ。
綺麗にはなったもののイメージと違う我が家を見てガッカリした。

一度でも塗り替えをした事のある方々の多くが言います。
何故なのでしょうか?

それはほとんどの方が塗料カタログで色を選んで(選ばされて)しまうからです。
ほとんどのサンプルは3㎝✕2㎝位の小さなものです。
その小さなサンプルで選ぶと、白っぽい色を選ぶとより白く。
色の濃いものを選ぶとより濃く見えるという人間の目の曖昧さにあります。



たまに大手の会社ですと、塗装サンプルと言ってA4位の厚紙に指定した色を塗ったものを見せてくれる場合もあります。
それでもイメージ通りにはいかない。
何故か?

それは実際に塗る場所に塗っていないからなんです。
人間の目は非常に曖昧です。
他の色に影響されて、色が認識出来ない事もしばしばです。

また塗料そのものの質感が違う場合もあります。
磁器質の様な質感が好きなのに、
一般的な水性塗料を塗ればベタっとした質感になります。
ましてやツヤあり塗料だとしたら、
磁器質の様な質感とはほど遠い仕上がりになってしまいます。

ところが弊社で塗装工事を行ったお客様に伺うと、多くの方々が「イメージ通りに仕上がった」と言って頂けます。(残念ながら、全てのお客様ではありません)
その答えがこちら。
実際に塗装する場所にサンプルを塗ります。
塗る場所も一箇所ではありません。最低でも二箇所。
日の当たり方でも色が違って見えるからです。
また、サンプルを塗ったその日に色を決めてもらう事もしません。
日中見る色と夕方見る色とでも当然違って見えるからです。



では何故他社は弊社と同じ事をやらないのか?
答えは簡単。面倒ですし、出来ないからです。
営業マンに色を作る作業(調色と言います)は出来ません。
また調色の出来る職人さんを連れてまで色を選ぶ事を重要視していないのです。

しかし弊社も全てのお客様に完全に喜んで頂いている訳ではありません。
調色出来ない塗料があったり、塗料によっては発色しない色があったりします。
しかしながら、折角大金を出して塗装工事を行うお客様に満足して頂ける様、これからも努力していく所存です。

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